自己紹介・プロフィール

はじめまして。
眠りマインド.comを運営している「りり」です。

20代後半から睡眠薬を飲み始め、30代からは抗不安薬のデパスも使っていました。

それから30年以上、薬と付き合いながら生活してきました。

薬を飲めば眠れていたため、50代になるまでは、大きな問題なく生活できていたと思います。

50代で、それまでの薬が効かなくなりました

状況が大きく変わったのは、50代になってからです。

それまでの薬を飲んでも、2〜3時間で目が覚めるようになりました。ほとんど眠れない日が続くこともありました。

後頭部が痛い。
頭が休まらない。
考えようとしても、うまく考えられない。

それでも夜になると、

「今日は眠れるだろうか」
「また眠れなかったらどうしよう」

と考え始めます。

朝になっても、頭の中にあるのは、その日の夜のことでした。

薬を飲んでも眠れない。

では、これから何をしたらいいのか。

当時の私は、それが分かりませんでした。

生活の見直しと減薬を始めました

自分で情報を探す中で、たどり着いたのが不眠相談員の方のサイトでした。

相談を受けながら、生活を整えることや認知行動療法の考え方を取り入れ、少しずつ減薬も始めました。

薬を一度にやめたわけではありません。

減らしては戻し、また少し減らす。

「早く薬をやめなければ」
「このままでいいのかな」

減薬を進めたい気持ちと、薬がなくなることへの不安が、いつも一緒にありました。

けれど、生活を整え、眠るための方法を増やしても、頭の中ではまだ何かを探し続けていました。

「これだけでは届かないところがあるのかもしれない」

そう感じて、カウンセリングを受けました。

眠れないことの奥にあったもの

カウンセリングで聞かれたのは、

「どんなふうに生きたいですか」
「何をしているときに、幸せを感じますか」

ということでした。

けれど、私はすぐには答えられませんでした。

眠れるようになる方法を探していたはずなのに、そこから少しずつ、どう生きたいのか、自分を苦しくさせているものは何なのかを見るようになりました。

心理学や、脳の働き、不安が続く仕組みについて学び、心理や生き方についての本や配信にも触れました。

その中で見えてきたものがありました。

人の目を気にすること。
失敗しないように、先回りして考えること。
「こうするべき」と、自分を縛っていたこと。
自分の状態よりも、周りの期待を優先していたこと。

不安になると、今すぐ答えを出そうとする。

まだ起きていないことまで考え、間違えない方法を探し続ける。

夜になっても、その動きが止まらない。

眠れないことだけを見ていた頃には、そこに気づいていませんでした。

分かったことを、日常の中で試しました

「自分と向き合う」というと、少し曖昧に聞こえます。

私の場合は、自分の中にある考え方や思い込みを一つずつ知り、それとどう距離を取るのかを、日常の中で試すことでした。

今の自分は、本当はどう感じているのか。

これは、自分が引き受けることなのか。

人の期待だけでなく、自分の状態も判断の中に入れられないか。

不安になったときにも、すぐに答えを出そうとせず、

「今、自分は不安の中にいる」

と、いったん自分の状態を見るようになりました。

できるときもあれば、元の考え方に戻ることもありました。

不安がなくなったわけではありません。

ただ、不安の中へそのまま飲み込まれるのではなく、少し離れて見られることが増えました。

気がつくと、眠れるかどうかを考えずに、一日を終える日も増えていました。

現在の眠りと薬について

デパスをやめてから、6年以上が経ちました。

睡眠薬は現在も服用しており、レンドルミンを半錠ほど、ほぼ毎日飲んでいます。

一時期は4分の1錠ほどまで減らしていましたが、その後、再び眠れない時期があり、服用量を戻しました。

減薬を始めてからも、薬を減らしたり、また戻したりする時期を何度か経験しています。

それでも、薬を飲んでも2〜3時間しか眠れず、「また眠れなかったらどうしよう」という不安が一日中頭から離れなかった頃とは、眠りとの関係が大きく変わりました。

減薬そのものをゴールにしなくてもいい。

無理に減らそうとせず、必要なときには薬を飲んでもいい。

今は、そんなふうに薬と付き合っています。

生活の見直しや減薬を始めてから、現在で約6年になります。最悪だった状態から大きく変わったと感じるまでには、5年ほどかかりました。

ここに書いているのは、あくまで私の場合の経過です。不眠の状態も、薬の種類や減らし方も、人によって異なります。

このブログを書いている理由

薬を飲んでも眠れなくなったことは、私にとって、とても苦しい経験でした。

あの時期を、簡単に「経験してよかった」とまとめることはできません。

それでも今になって振り返ると、50代半ばで自分自身を見つめ直せたことは、その後の私にとって大きな出来事でした。

もし、あのまま薬が効き続けていたら、自分を苦しくさせていた考え方にも、不安との距離の取り方にも気づかないままだったかもしれません。

自分は本当はどう感じているのか。
これから、どんなふうに生きていきたいのか。

以前の私は、そうしたことをほとんど考えたことがありませんでした。

不眠の中にいるときには、自分の中で何が起きているのか、うまく言葉にできないことがあります。

薬を減らしては戻したこと。
眠れなくなるのが怖くて、進めなくなったこと。
自分の何がいけないのかと、答えを探し続けたこと。
その途中で気づいた、自分の考え方や生き方のこと。

あの頃は言葉にできなかったことを、今、少しずつ言葉にしています。

同じように眠れないことで悩んでいる人が、

「自分だけではなかったのかもしれない」

と思ったり、自分の中で起きていることを見るきっかけになったりするかもしれない。

私の体験の中に自分に合いそうなものがあれば、そこだけを持ち帰ってもらえたらと思っています。

私自身も、まだ日々学んでいる途中です。

あの苦しかった経験の中で知ったことを、同じところで悩んでいる人に伝えたくて、このブログを書いています。

眠りマインド.comで書いていること

このブログでは、主に次のことを書いています。

  • 薬を飲んでも眠れなかった頃から、現在までに通ってきた流れ
  • 生活の土台を整えるために試したこと
  • 睡眠薬やデパスを減らしたときの経過
  • 眠れない状態で仕事を続ける中で迷ったこと
  • 不安に飲み込まれたとき、頭の中で起きていたこと
  • 人の目や「〜すべき」という思い込みに気づいていった過程
  • 学んだことを、日常にどう落とし込んでいったか

私にとっての回復は、薬を完全にやめることではなく、眠りへの不安が生活の中心ではなくなっていくことでした。

そこまでの道筋は、一直線ではありません。

その流れを、あとから見える形にしたものが「不眠回復の地図」です。

▶︎ 不眠回復の地図を見る

プロフィール

運営者名:りり(ペンネーム)
不眠歴:30年以上
現在:睡眠薬を服用しながら、以前とは眠りとの関係が大きく変わりました
主な発信テーマ:不眠回復の流れ、睡眠薬と減薬、不眠と仕事、眠りの奥にあった思考
サイト名:眠りマインド.com

note・Xでも発信しています

noteでは、眠れない夜に感じていたことや、状態が変わっていく途中で気づいたこと、ブログの記事だけでは収まりにくいことを書いています。

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※このブログに書かれている内容は、筆者自身の不眠や減薬の体験に基づくものです。不眠の状態や薬の経過は人によって異なります。診断や治療、薬の調整については、医師などの専門家にご相談ください。

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