あのときは、
体がつらいというより、
もう自分ではどうやって緩めたらいいのか、
分からない状態になっていました。
—
特に、眠れていない日が続くと、
体の痛みが強くなって、
ただ重いというより、
はっきり「つらい」と感じる状態でした。
—
横になっても、
ストレッチをしても、
どこか一部だけがずっと起きたままで、
体が休む方向に入っていかない。
—
そんな中で受けた鍼治療は、
「よくなった」というより、
—
体の奥にあった緊張が、
ふっとほどけるような感覚でした。
—
さっきまであったあの痛みやつらさが、
施術が終わるころには、
すっと引いているような感じがあって、
—
「あれ、さっきと違う」
—
そう思えるくらいには、
体の状態が変わっていました。
—
そのときはまだ、
何が起きているのかはよく分からなかったけれど、
—
終わったあとに感じたのは、
ただ楽になったというより、
—
体が“休む方向”に入れたときの感覚を、
少し思い出したような感じでした。
—
あとから思うと、
鍼は、
自分では届かなかった体の奥の緊張に、
直接触れていたのかもしれません。
—
マッサージとは違って、
表面をゆるめるというより、
体の深いところにある力みが、
内側からほどけていくような感覚。
—
それが一部分ではなくて、
体全体として整っていく感じがありました。
—
どこが悪い、というより、
「いまの体の状態だと、
どこから触れると戻りやすいか」
—
それを見てもらっていたような感覚。
—
だから、
その場で楽になるというより、
体が“休み方”を思い出していくような感じが、
少しずつ残っていきました。
—
…なんか、
あの“すっと引く感じ”があるだけで、
同じ状態がずっと続くわけじゃないのかもしれない、
って少し思えた気がする。
—
ここまで読んで、
もし、体のつらさの中にいる感覚が近いとしたら、
まずは、いまの体にどんなことが起きているのかを
少しだけ整理してみてもいいかもしれません。
👉 眠れない日が続くと体はどうなるのか|私が感じた体と頭の変化
—
体がつらいのに、頭の中が止まらない。
そんな感覚があるときは、
体だけでなく、
頭の中で起きている流れも一緒に見ていくと、
少し違う見え方が出てくることがあります。
👉 頭が冴えて眠れない夜に起きていること|考えが止まらない理由と脳の状態
—
もし、
「外からだけじゃなくて、
自分でも触れられるところから整えていきたい」
そんなふうに感じるときは、
一日の流れの中で、体が休む方向に入りやすくなる習慣を
少しずつつくっていく方法もあります。
👉 眠りを整えるチェックリスト|ホルモンリズムを整える”1日の習慣”
—
…どれを選ぶかというより、
いまの自分の感覚に近いところから、
ひとつだけ触れてみるくらいでもいいのかもしれません。

