何日も眠れない日が続いていた頃、
私は眠ることばかり考えていました。
どうしたら眠れるのか。
何が原因なのか。
何を変えればいいのか。
眠れないことが気になって、
気づけば一日中そのことを考えていました。
でも今振り返ると、
眠りは努力して手に入れるものではありませんでした。
眠りは、
安心の延長線上にあるものだったのだと思います。
もちろん、
考え方を見直したり、
不安の仕組みを理解したりすることも大切でした。
でも同時に、
心と体が「もう大丈夫」と感じる時間を少しずつ増やしていくことも、
私にとっては大切な回復の土台でした。
この記事では、
私が夜に続けていたセルフケアについて書いています。
大切なのは、
ここで紹介する方法をそのまま真似することではありません。
自分にとって安心できること、
心地いいと感じることを見つけるヒントとして読んでもらえたらと思います。
明かりを落とすことは、夜へ向かう合図
夜の光は、
ただ部屋を明るくするためだけのものではありません。
明るい光を浴び続けると、
脳はまだ昼だと判断し、
活動モードを続けようとします。
私は19時頃から間接照明に切り替え、
部屋全体を少し暗めにしていました。
すると、
自然と気持ちも静かになり、
「今日も終わりに近づいているんだな」
と感じられるようになりました。
香りは安心を思い出すきっかけになる
香りには、
言葉より先に気持ちを動かす力があります。
私はラベンダーやベルガモットなど、
自分が心地いいと感じる香りを使っていました。
深く息を吸い込んだ瞬間、
少し肩の力が抜ける。
そんな感覚がありました。
香りそのものが眠らせるわけではありません。
でも、
安心する感覚を思い出すきっかけにはなっていたように思います。
お風呂は体に「休んでいいよ」と伝える時間
不眠が続いていた頃の私は、
気づかないうちに体にも力が入っていました。
肩や首がこわばり、
常に緊張しているような状態でした。
38〜40度くらいのお湯にゆっくり浸かると、
少しずつ体が緩んでいきます。
お風呂が好きな人もいれば、
そうではない人もいると思います。
大切なのはお風呂そのものではなく、
自分がほっとできる時間を持つことです。
呼吸と体の感覚に戻る
不安が強いときほど、
頭の中は未来や問題でいっぱいになります。
そんなとき私は、
答えを探すよりも、
呼吸や体の感覚に意識を向けるようにしていました。
息を吐く。
肩の力が抜ける。
布団の感触を感じる。
そんな小さなことです。
頭の中から体へ意識を戻すことで、
少しずつ緊張が和らいでいく感覚がありました。
自分にとって心地いいものを大切にする
コーヒーが好きな人もいる。
音楽が好きな人もいる。
お風呂が好きな人もいる。
好きな香りに安心する人もいる。
大切なのは、
何が正しいセルフケアかではありません。
自分にとって心地いいこと。
ほっとできること。
安心できること。
それを少しずつ増やしていくことです。
眠りは安心の延長線上にある
苦しかった頃の私は、
眠ろうとしていました。
でも今振り返ると、
本当に必要だったのは、
眠ろうとすることより、
安心することだったように思います。
セルフケアは、
眠らせるためのテクニックではなく、
安心を思い出すための時間でした。
当時の私は、
生活を整えることから始まり、
少しずつ考え方や向き合い方も変わっていきました。
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