睡眠薬を飲んでも眠れない夜に起きていること|不安が強いときに知っておいてほしい視点

心を整える

睡眠薬を飲んだのに眠れない。
追加してもダメな気がして、かえって目が冴えてくる。

「効かなくなったのかな」
「このまま眠れない日が続くんじゃないか」

そんな不安で、余計に眠れなくなる夜はありませんか。

先にひとつだけお伝えします。
睡眠薬を飲んでも眠れない夜は、珍しいことではありません。
そして、今夜の眠れなさだけで、先のことを判断しなくて大丈夫です。

この記事では、
「睡眠薬を飲んでも眠れない夜」に体と頭で何が起きているのか、
そして今夜をどう受け止めればいいかを、静かに整理していきます。


睡眠薬を飲んでも眠れない夜、よくある不安

睡眠薬を飲んだのに眠れないと、頭の中は一気に不安でいっぱいになります。

  • 追加したほうがいいのか迷う
  • 効かなくなった気がする
  • この状態が続くのではないかと怖くなる

こうした考えが浮かぶのは、とても自然なことです。
不安が強いとき、人は「今の状態」をもとに、未来まで一気に考えてしまいます。


「効かなくなった」と今すぐ決めなくていい理由

今夜眠れないからといって、
睡眠薬が効かなくなった、体がおかしくなった、
そう決める必要はありません。

睡眠はとても繊細で、
その日の緊張や不安、体の状態に大きく影響を受けます。

今夜の眠れなさ=これからも同じ、ではありません。
まずは、その判断をいったん保留にしていいのです。


私の場合:不安や緊張が強い夜は眠れなかった

これは私自身の経験ですが、
不安や緊張がとても強い夜は、
許容範囲を超えて睡眠薬を飲んでも眠れなかったことがあります。

そして翌日は、
眠れなかったつらさに加えて、
薬の副作用のしんどさも重なり、とても消耗しました。

この経験から感じたのは、
覚醒が強い夜は、量を増やしても解決しないことがある
ということです。

これは「してはいけない」という話ではなく、
そういう夜もある、という事実です。


なぜ起きるのか|覚醒が勝っている夜

不安や緊張が強いとき、体は「休む」よりも
「備える」方向に働きやすくなります。

頭の中で
「どうして眠れないんだろう」
「この先どうなるんだろう」
と考え続けるほど、覚醒はさらに強まります。

その状態では、
眠りに向かいにくくなることがあります。


今夜いちばん大切な考え方

今夜は、無理に眠らせようとしなくていい夜かもしれません。

どうして?と原因を探したり、
先のことを考え続けるほど、
体と頭は刺激を受けてしまいます。

今夜の目的は、
「眠ること」ではなく、
これ以上、不安と刺激を増やさないことです。


不安な考えは、そのまま信じなくていい

眠れない夜が続くと、
「この先治るのだろうか」
「この状態がずっと続くのでは」
そんな考えが自然と浮かびます。

でも、不安や覚醒が強いとき、
人は「今の感覚」をそのまま未来に当てはめて
判断してしまいます。

私自身も、回復が進み、不安が減ってきたとき、
同じ出来事を見ても、
考え方がまったく違っていることに気づきました。

だから今は、
不安なときに浮かぶ考えを、そのまま鵜呑みにしなくていい
と覚えておいてください。


今夜いちばん大切な考え方

今夜は、無理に眠らせようとしなくていい夜かもしれません。

どうして?と原因を探したり、
先のことを考え続けるほど、
体と頭は刺激を受けてしまいます。

今夜の目的は、
「眠ること」ではなく、
これ以上、不安と刺激を増やさないことです。


夜に、戻る場所

眠れない夜に、
考えを止めようとしても止まらないときがあります。

そんなときに、
ひとりで頭の中で考え続ける代わりに、
「今は、ここまででいい」と戻れる場所があると、
夜を越えやすくなります。

私自身、
眠れない夜に判断や答えを探し続けてしまい、
余計につらくなっていた時期がありました。

そのときに使っていたのが、
夜に答えを出すためではなく、
これ以上、頭に仕事をさせないための言葉でした。

眠れない夜に、
「今夜は、考えなくていい判断」を確認するための整理を、
PDFにまとめています。

夜の非常口として、
必要なときに、何度でも戻ってこられる場所として
置いています。

▶︎ 今夜は考えなくていい
― 眠れない夜に、まず下ろしていい5つの判断

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