睡眠薬を飲んだのに、眠れない。
そのとき私は、
「今日は眠れないんだ」
というより、
「自分の体、そんな状態になってしまったんだ」
って思っていました。
不眠症の人はいる。
眠れない夜がある人もいる。
でも、
薬を飲んでも眠れないなんて、
そんなことってあるの?
自分だけ?これって。
もう普通には戻れないんじゃないか。
そんな感覚がありました。
—
次の日のことを考えると、
もう一錠追加して、
寝た方がいいんじゃないかって考える。
でもその瞬間、
「これ追加しても、
もし寝れなかったら?」
って、また次の不安が出てくる。
そこを考えた瞬間、
急に怖くなる。
「もう効かないのかもしれない」
そんな考えが、
一気に大きくなっていく。
仕事どうしよう。
また崩れるのかな。
このまま本当に効かなくなったらどうしよう。
まだ起きてないことなのに、
頭の中では、
もう最悪の方ばかり考えていました。
—
このままでいいのかな
もう戻れないのかな
—
その頃は、
本当に、
「眠れていないこと」そのものが怖いと思っていました。
でも今振り返ると、
それだけじゃなかったんだと思います。
薬が効かなかったこと以上に、
「このまま、
もう眠れなくなるんじゃないか」
「普通に生活できなくなるんじゃないか」
って、
自分の中で不安をどんどん大きくしてしまっていた。
眠れていないことより、
その先のことを、
頭の中で何度も想像して、
まだ起きていない未来に、
ずっと備え続けていた。
だから、
身体は休みたいのに、
頭だけが、
ずっと緊張したままだった。
気づいたときには、
もう少し先まで考えが進んでいることがありました。
今のこの流れの中で、
どんなふうに考えがつながっていくのか。
そのままの形で書いています。
→ 眠れなかったらどうしようと思った夜に、気づいたら抜けられなくなる思考の流れ
このまま考え続けてしまいそうなときに、
そのまま開けるものを、ひとつだけ置いています。
今夜の中で読めるように、
短くまとめたメモです。
薬を飲んでも眠れない。
あの頃は、
「もう戻れないんじゃないか」
という不安が、
どんどん大きくなっていました。
その後、
私は睡眠薬や抗不安薬の減薬も経験しました。
揺れながら進んでいた時期や、
その中で実際に起きていたことを、
こちらにまとめています。

