減薬中に眠れなくなったとき|薬を追加するか迷い続けていた頃の話

減薬

減薬を始めた頃、

夜中に目が覚めるたびに悩んでいたことがありました。

それは、

薬を追加で飲むかどうかです。

当時の私は、

レンドルミンとマイスリーを処方されていました。

レンドルミンを飲んで寝る。

途中で目が覚めたときは、

マイスリー5mgを飲む。

それでも眠れなければ、

さらにもう1錠飲むこともありました。

私の中では、

レンドルミン1錠とマイスリー5mgを2錠。

それがその日の上限でした。

だから夜中に目が覚めるたびに、

「ここで飲むべきか」

「もう少し様子を見るべきか」

そんなことを考えていました。

病院ではやめるように言われていた

病院で相談したとき、

「追いマイスリーはやめましょう」

と言われました。

もちろん、

やめた方がいいことは分かっていました。

私自身も、

できればそうしたいと思っていました。

でも正直なところ、

当時はこう思っていました。

「やめられるならやめたい」

と。

問題は、

知らないことではありませんでした。

分かっているのにできないことでした。

夜中に目が覚めると判断が始まる

私の場合、

寝つけないというより、

2〜3時間で目が覚めることがよくありました。

目が覚めた瞬間から、

頭の中で考え始めます。

このまま眠れなかったらどうしよう。

明日がつらくなるかもしれない。

また眠れない日が続くかもしれない。

そう考え始めると、

少しずつ体も緊張していきます。

そして最後には、

「ここで飲んだ方がいいのかな」

という考えにたどり着いていました。

一番苦しかったのは判断できないことだった

今振り返ると、

一番苦しかったのは眠れないことだけではありませんでした。

減薬の影響なのか。

薬の量が足りないのか。

たまたま眠れないだけなのか。

不安や緊張が強くなっているのか。

私には分かりませんでした。

だから判断ができない。

判断できないのに、

今すぐ決めなければいけない気がする。

その苦しさがありました。

マイスリーを1錠飲めば、

残りはあと1錠。

すると今度は、

「次に目が覚めたらどうしよう」

という不安が始まります。

薬を飲んでも不安。

飲まなくても不安。

そんな状態でした。

認知行動療法だけでは整理できなかった

不眠相談員の方からは、

認知行動療法を勧められていました。

本も読みました。

自分なりにやってみようともしました。

でも当時の私は、

何が自分を苦しめているのか、

よく分かりませんでした。

知識は増える。

でも苦しさは変わらない。

そんな感覚がありました。

カウンセリングで少しずつ見えてきたこと

その後、

カウンセリングを受ける中で、

少しずつ絡まっていたものが見えてきました。

翌日への不安。

ちゃんと寝なければという焦り。

眠れない苦しさへの恐怖。

また同じことが起きるかもしれないという警戒。

そうしたものが重なって、

自分を強く緊張させていたことに気づいていきました。

すぐに変わったわけではありません。

でも、

少しずつ自分の中で起きていることが見えるようになっていきました。

今振り返って思うこと

今振り返ると、

私は薬と戦っていたというより、

不安や焦りと戦っていたのかもしれません。

だから、

「追加で飲まないようにしましょう」

という言葉だけでは、

当時の私には難しかったのでしょう。

眠れないことが怖かった。

翌日が怖かった。

苦しい状態を避けたかった。

だから必死だったのだと思います。

最後に

当時の私は、

少しでも眠りたかった。

少しでも翌日を楽にしたかった。

だから薬を追加していました。

今なら、

その頃の自分を責める気持ちはありません。

ただ、

カウンセリングを受けながら、

自分を緊張させていたものを少しずつ理解していく中で、

薬に頼る場面も減っていきました。

振り返ると、

必要だったのは薬の知識だけではなく、

自分の内側で何が起きているのかを知っていく時間だったように思います。

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当時の私は、

薬の量や眠れるかどうかばかりを見ていました。

でも後になって振り返ると、

その背景には、

不安や焦り、

ちゃんと寝なければという思いなど、

自分を緊張させているものもありました。

不眠から回復していく中で私が気づいていった流れは、

こちらの地図にまとめています。

▶︎ 不眠回復の地図

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