時間を見た瞬間に始まる流れ
夜中に目が覚める。
それ自体より、
そのあと、
「今何時だろう」
と確認が始まった瞬間から、
少しずつ意識が戻ってくることがあります。
—
時計を見る。
「3時」
そう分かった瞬間、
あと何時間眠れるかを、
すぐに計算してしまう。
—
あと3時間しかない。
—
その数字を見た途端、
少し気持ちがざわつく。
—
「最近、いつもこの時間に目が覚めるな」
そう思う。
—
またか。
—
その言葉が浮かぶ。
—
すると、
そのあと眠れなかった夜や、
朝まで長く感じた時間のことが、
少しずつ頭に浮かんでくる。
—
今日もこのままなのかな。
—
まだ何も起きていないのに、
気づくと、
その先の流れを見始めている。
気づくと、まだ来ていない先を考えている
このまま眠れなかったら。
明日はきついかもしれない。
—
そうやって、
今起きていることよりも、
まだ来ていない先のことへ
意識が向いていく。
—
眠ろうとしているのに、
気づくと、
眠れているかどうかを
確かめ続けている。
—
眠れないというより、
眠れているかどうかを
確認し続けている状態。
—
そんな夜もあるのかもしれません。
確認する代わりにしていたこと
夜中に時間を確認する流れを減らしたくて、
寝室には携帯を持ち込まないようにしていました。
—
時計や携帯があると、
「今何時だろう」
と気になって、
つい見たくなってしまうからです。
—
時計を裏返していたこともありました。
でも、
そこにあると、
どうしても気になってしまう。
—
見ないようにしようと思っていても、
気づくと確認している。
—
そんな夜もありました。
—
一方で、
最初から見られない状態にしておくと、
意外と時間のことを考えなくなる夜もありました。
—
最初は気になる。
—
でも、
ない状態に少しずつ慣れていくと、
前ほど時間を確認しなくなっていったのです。
—
眠れていないことよりも、
眠れているかどうかを
確かめ続けることの方が、
意識をはっきりさせていたのかもしれません。
—
時間や眠れているかどうかを確認する代わりに、
呼吸の動きや、
布団に体が沈んでいる感覚の方へ、
少しずつ意識を戻していました。
—
もちろん、
気づくとまた時間のことを考えている夜もあります。
—
でも、
「今何時だろう」
と確認することと、
呼吸や体の感覚に意識を向けることでは、
向いている先が少し違っていました。
—
時間のことを見に行く代わりに、
今ある感覚の方へ戻っていく。
—
そんなことをしていました。
なぜ意識すると余計に眠りにくくなるのか。
それは、
眠れているかどうかを確認するたびに、
意識が眠りではなく、
確認の方へ向いていくからかもしれません。
—
その流れについては、
次の記事でもう少し整理しています。

