眠れない夜。
「このまま朝を迎えたらどうしよう」
「明日の仕事、大丈夫かな…」
そんなふうに、
まだ起きていないことを考え始めて、
気づくと、先の先まで進んでしまう夜がありました。
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本当はまだ何も起きていないのに、
その可能性の中で判断しようとしてしまう。
頭ではわかっていても、
止めようとするほど、
思考は強くなっていく。
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「このままでいいのかな」
「また同じ夜になるのかな」
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減薬中は、
そういう流れに入る夜が、
何度もありました。
その頃の私は、
不安を感じているというより、
もう不安そのものになってしまっているような感覚でした。
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あとから振り返ると、
必要だったのは、
不安をなくすことより、
その流れに巻き込まれていることに、
少し気づき直すことだった気がします。
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その頃は、
呼吸に意識を向けたり、
今に戻るための言葉に触れたり、
体の感覚に注意を向けたり。
そういうものを、
その夜ごとに選ぶようにしていました。
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ただ、
どれも「これで眠れるようになる」
という感じではありませんでした。
うまく戻れる夜もあれば、
ほとんど変わらない夜もある。
それでも、
未来の不安に入り続ける流れから、
少し外れ直す。
そんな感覚で、
何度も触れていたように思います。
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夜に何かを解決しようとしていたときほど、
頭は休まらなくなっていました。
だからその頃は、
「今夜はここまででいい」
そう決めることも、
ひとつの支えになっていた気がします。
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減薬中は、
薬が減っていく不安だけではなく、
「また戻るんじゃないか」
「このまま眠れなくなるんじゃないか」
そんな感覚が、
夜になると一気に強くなることがありました。
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その中で、
私がどんなふうに夜を通っていたのか。
何に触れて、
どこで向きを戻そうとしていたのか。
減薬中に支えにしていたことを、
別の記事にも分けて置いています。
▶頭の中にあるものを外に出したいときに
不眠症の不安をため込まない方法|頭の負荷を下げる書き出し習慣
▶考えに巻き込まれているときに
不安で眠れなくなるときに|考えすぎる夜を整える考え方
もしここまで読んで、
「わかっていても、夜になるとまた同じ流れに入ってしまう」
と感じたら、
その夜に開くための短いメモを別にまとめています。
減薬中の夜は、
眠れるかどうかだけでなく、
明日のこと、人との関わり、回復への焦りまで、
一気に頭の中へ流れ込んでくることがあります。
そのときに、
今夜これ以上考えなくていいことを、
ひとつずつ下ろしていくためのメモです。
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※正しがき
本記事は筆者の体験に基づいた一般的な情報であり、医学的な助言ではありません。
つらい不眠や強い不安が続く場合は、自己判断せず医療機関にご相談ください。

