カウンセリングで教わったことを自分の中に落とし込むまで

不眠の悩み

不眠が続いていた頃、

私はカウンセリングを受けていました。

その頃は、

眠れないことだけではなく、

自分の中で何が起きているのかを知りたいと思っていました。

なぜこんなに不安になるのだろう。

なぜ頭の中で同じことを考え続けてしまうのだろう。

どうして眠れないことがこんなにも苦しいのだろう。

自分なりに本を読んだり、

YouTubeで心理学やカウンセリングの動画を見たりしていましたが、

一人で考えているだけでは見えないものもあるような気がしていました。

そこで私は、

一度専門家のカウンセリングを受けてみることにしました。

カウンセリングでは、

人の目を気にしていること。

求められている以上のことをやろうとしていること。

自分でハードルを上げてしまうこと。

いろいろなことを教わりました。

ただ、

話を聞いたその日に変わったわけではありません。

長年続けてきた考え方は、

そう簡単には変わらなかったからです。

だから私は、

教わったことをノートに書き、

何度も見返しながら、

少しずつ日常の中で確かめていきました。

この記事では、

カウンセリングで教わったことと、

それを私がどのように日常で試していったのかを書いてみます。


私が最初に言われたこと

カウンセリングでは、

「人の目を気にしている部分がありそうですね」

と言われました。

その時は正直、

あまりピンときませんでした。

ただ振り返ると、

私は周りからどう見られているかをとても気にしていました。

当時は新しい環境の中にいて、

早く慣れなければ。

早く仕事を覚えなければ。

そんなことばかり考えていました。

でも今思うと、

仕事を覚えたいというより、

「できない人と思われたくない」

という気持ちの方が強かったのかもしれません。

だから私は、

頼まれてもいないことまで考える。

もっと頑張らなければと思う。

失敗しないように準備する。

人より早くできるようになろうとする。

そんなことを繰り返していました。

先生からは、

「求められている以上を意識する必要はない」

「与えられたものをやる」

「ハードルを高くして自分がしんどくなるのはダメ」

と言われました。

でも当時の私は、

その意味がよく分かりませんでした。

もっとやらなければ。

もっと頑張らなければ。

そう考えることが当たり前だったからです。

ただ振り返ると、

実際に求められていたことよりも、

自分が勝手に作った基準の方が大きくなっていました。

そして、

私を苦しめていたのは、

周りの期待というより、

その高くなりすぎた基準だったのかもしれません。

だから私は、

不安になった時や焦った時ほど、

ノートに書いてあったその言葉を見返していました。

「今、本当に求められていることは何だろう」

「私は勝手にハードルを上げていないだろうか」

そんなふうに確認していました。


想像で苦しさを大きくしていた

誰かの反応が少し気になる。

すると、

嫌われたかもしれない。

迷惑だったかもしれない。

何か悪いことを言ってしまったかもしれない。

そんな考えが頭に浮かびました。

カウンセリングでは、

自分が思っていることと、

実際に起きていることは違う場合もある、

という話がありました。

その言葉を聞いてから、

私は少しずつ立ち止まるようになりました。

本当にそうだったのだろうか。

私は想像で苦しさを大きくしていないだろうか。

考えてみれば、

相手の気持ちは相手にしか分かりません。

それなのに私は、

自分の想像で作り上げたものに対して苦しんでいることもありました。

もちろん、

実際にそう思われていた可能性もあります。

でも本当のところは分かりません。

だから私は、

「ここから先は考えても分からないこと」

と線を引くようになりました。

そして、

分からないことを何度も考え続けるより、

今できることに戻るようにしていました。


すぐには変わらなかった

もちろん、

話を聞いた次の日から変わったわけではありません。

長年続けてきた考え方だからです。

気づく。

また戻る。

また気づく。

その繰り返しでした。

それでも少しずつ、

これは事実なのか。

それとも想像なのか。

本当にそこまでやる必要があるのか。

そんなふうに立ち止まることが増えていきました。

今振り返ると、

カウンセリングで教わったことは、

考え方を変えるためというより、

自分が何をしているのかに気づくための視点だったように思います。

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