カウンセリングの中で、
「自分を真ん中に置いてください」
と言われたことがありました。
でも当時の私は、
その意味がよく分かりませんでした。
むしろ、
自分を優先することは、
わがままなことのようにも感じていました。
人のことを考える。
期待に応える。
迷惑をかけないようにする。
そういうことは大切だと思っていましたし、
それが当たり前だと思っていました。
だから、
自分を真ん中に置くと言われても、
何を変えればいいのか分かりませんでした。
私は自然に相手を優先していた
今振り返ると、
私は何かを考える時、
まず相手のことを考えていました。
相手はどう思うだろう。
迷惑ではないだろうか。
期待に応えられているだろうか。
その考え方が当たり前になっていたので、
自分を後回しにしている自覚もありませんでした。
むしろ、
みんなそうやって生きていると思っていました。
自分の気持ちを確認していなかった
カウンセリングの中で、
「あなたはどうしたいですか?」
と聞かれることがありました。
でも私は、
すぐに答えられませんでした。
相手がどう思うか。
何が正しいか。
何をするべきか。
そういうことは考えられるのに、
私はどうしたいのか。
と聞かれると、
言葉が出てこなかったのです。
今思うと、
私は自分の気持ちを確認することを、
あまりしてこなかったのかもしれません。
やりたいことと行動がずれていた
少しずつ自分と向き合う中で、
気づいたことがありました。
本当は休みたい。
本当は断りたい。
本当は無理をしたくない。
そんな気持ちがあったのです。
でも実際の行動は違いました。
相手を優先する。
期待に応えようとする。
頑張る。
無理をする。
私はそれを当たり前だと思っていました。
だから、
そこにストレスがあることにも気づいていませんでした。
今振り返ると、
自分の気持ちと行動がずれていたことが、
少しずつ負担になっていたように思います。
「私はどうしたい?」を考えるようになった
カウンセリングを受けてから、
少しずつ自分に問いかけるようになりました。
私はどうしたいんだろう。
本当はどう思っているんだろう。
最初はよく分かりませんでした。
長い間、
外側を基準に考えることが当たり前だったからです。
それでも少しずつ、
自分の気持ちを確認するようになりました。
夜の予定を断る。
生活リズムを優先する。
無理な働き方を見直す。
小さなことですが、
自分の気持ちを無視しない選択が増えていきました。
睡眠だけを追いかけなくなった
不思議だったのは、
「私はどうしたいんだろう」
を考えるようになってから、
睡眠だけに意識が向かなくなったことです。
健康を大切にしたい。
穏やかに過ごしたい。
やりたいことに時間を使いたい。
そんな気持ちが見えてくると、
少しずつ眠り以外のものにも目が向くようになりました。
もちろん、
それですぐ眠れるようになったわけではありません。
不安がなくなったわけでもありません。
でも、
自分の気持ちを置き去りにしたまま、
眠りだけを何とかしようとしていた頃とは、
少し違う感覚がありました。
振り返ると
自分を真ん中に置くというのは、
自分勝手になることではありませんでした。
ただ、
今まで後回しになっていた
「私はどうしたいんだろう」
を確認することだったように思います。
そして振り返ると、
その積み重ねが、
自分にかかっていた力を少しずつ抜いてくれました。
眠りを変えようとしていたはずなのに、
途中から見ていたのは、
睡眠そのものではなく、
自分自身だったのかもしれません。
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この記事は
レベル3「毎日の中で理解を落とし込む」
の中の一記事です。
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