長年、不眠に悩んでいた私が回復のきっかけをつかんだのは、薬や生活習慣の工夫だけではありませんでした。
それは、カウンセリングを通して「私はどう生きたい?」という問いに向き合い、自分の価値観を言葉にしたことでした。
この記事では、私がカウンセリングで得た気づきと、それによって行動や睡眠がどう変わっていったのかをお伝えします。
「不眠から抜け出すヒントを探している」「自分を立て直すきっかけが欲しい」そんな方に届けられたら嬉しいです。
🪷 不眠回復の転機はカウンセリングだった
減薬の過程で出会ったカウンセリング。
「あなたはどう生きたいですか?」「なぜ働くんですか?」――先生の問いに、最初は答えられずもどかしさを感じました。
けれど、この問いが私の中の何かを動かし始めました。不眠の突破口になると直感したからです。
🪷 「私はどう生きたい?」カウンセリングで見つけた価値観と不眠回復の関係
「私は何を大切にしているんだろう?」「どんなときに満たされるんだろう?」
最初は難しかったけれど、考え始めると不思議なほど夢中になっていきました。
🪷 価値観を“健康最優先”に変えたら、不眠回復が進んだ理由
最初に見つけたのは「健康が最優先」という価値観でした。
不眠や体調不良を経験したからこそ、元気でいることが一番の安心につながる。
そこから行動がクリアに:
- 夜のお誘いは断る
- 朝のルーティンを大切にする
- 無理をせず、自分に正直でいる
以前のように「断ったら悪いかな」と迷わなくなり、「生活リズムを守る」という自分の気持ちを優先できるようになりました。
🪷 「自分の幸せのために働く」という新しい軸
もうひとつ大きな気づきは「私は自分の幸せのために働く」という価値観でした。
以前は「キャリア」や「社会的評価」を重視していましたが、今は「無理なく続けられる働き方」を最優先に。
仕事はあくまで人生を心地よくするための手段――そう考えたとき、働き方へのプレッシャーがふっと軽くなったのです。
🪷 言語化が不眠改善の突破口になった理由
価値観を言葉にできるようになってから「私はこうしたい」と迷いなく思えるようになりました。
頭の中のぼんやりを言語化することで、行動も決めやすくなり、ストレスが減少。
そのストレスの軽減こそ、不眠回復の大きな土台でした。
🪷 ブレない軸が睡眠に与えた変化
価値観を言葉にして“ブレない軸”ができると、睡眠にも少しずつ変化が。
- 寝る前の不安が減った
- 薬を足す回数が減った(以前は月4〜5回→今は半分以下)
- ずるずる薬を続けず、頓服として受け入れられるように
- 「眠れる自分」への信頼が戻ってきた
🪷 「不眠中心の毎日」から「やりたいこと」へ
「どう生きたいか」を考えたことで、いつの間にか「眠れるかどうか」ばかり考える日々から抜け出していました。
少しずつ「やりたいこと」にも目が向き:
- オンラインで瞑想を学ぶ
- キムチ作りのレッスンに参加
- 不眠体験記を下書きする
やりたいことに夢中になると、不思議と不眠の不安が薄れ、自然な疲労が眠りを後押ししてくれました。
🪷 回復の鍵は「自己理解」にあった
振り返ると、不眠を長引かせていた背景には「自分をよく知らなかった」ことがありました。
自己理解こそが、心の土台となり、回復力(レジリエンス)を育ててくれたのです。
まとめ
「私はどう生きたい?」という問いに向き合い、価値観を言葉にすること。
それが、ストレスを減らし、不眠を回復へと導く大切な一歩になりました。
もし共感していただけたなら、あなた自身の中にもある「大切にしたいこと」を探してみてください。
回復の道は、いつも“自分との対話”から始まります。
最後まで読んでくださってありがとうございます🌸
この記事が、今必要としている誰かの心に届きますように。
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