睡眠のことばかり考えていた私が変わったきっかけ|価値観ノート

不眠の悩み

価値観について考え始めてから、

私の中で少し変わったことがありました。

それまで頭の中は、

ほとんど睡眠のことで埋まっていました。

今日は眠れるだろうか。

また眠れなかったらどうしよう。

薬は大丈夫だろうか。

気づくと、

一日の中心がずっと睡眠になっていました。

でも価値観を書き出すようになってから、

少しずつ別のことを考える時間が増えていきました。

私はどうありたいのか。

何を大切にして生きたいのか。

どんな人でいたいのか。

睡眠の問題が消えたわけではありません。

それでも、

眠り以外の方向に意識が向く時間が少しずつ増えていきました。

今振り返ると、

それが大きかったように思います。

もう一つ感じたのは、

自分の中に軸ができる感覚でした。

以前は、

その時々の不安や出来事に振り回されていました。

でも価値観が見えてくると、

迷ったときに戻る場所のようなものができます。

何を選ぶか。

どう行動するか。

その基準が少しずつはっきりしてきます。

すると、

今まで抱えていた余計な迷いや考えが、

少しずつ削ぎ落とされていくような感覚がありました。

私にとって価値観ノートは、

不安をなくすためのものというより、

自分の向きを思い出すためのものだったように思います。


私が価値観について考えるようになったきっかけ

カウンセリングで、こんな質問をされたことがあります。

「なぜ働くのですか?」

「どんなふうに生きたいですか?」

その頃の私は、うまく答えられませんでした。

頭の中にあったのは、

眠りのことばかりだったからです。

今日は眠れるだろうか。

また眠れなかったらどうしよう。

薬は効くだろうか。

気づくと、一日の中心がずっと睡眠になっていました。

だから、

「どう生きたいか」

と聞かれても、正直よく分かりませんでした。

そこで教わったのが、

自分の価値観について考えることでした。

最初は、不眠と関係あるのかなと思いました。

でも続けていくうちに、

少しずつ変化を感じるようになりました。

睡眠以外のことを考える時間が増えていったのです。

私は何を大切にしたいのか。

どんな人でありたいのか。

何を基準に生きていきたいのか。

もちろん、不眠の悩みが消えたわけではありません。

それでも、

睡眠だけに向いていた意識が、

少しずつ別の方向にも向くようになりました。

そしてもう一つ、

自分の中に一本の軸ができていくような感覚もありました。

以前は、

不安が出るたびに考えが揺れていました。

でも価値観が見えてくると、

迷ったときに戻る場所のようなものができます。

私にとって価値観ノートは、

不安をなくすためのものというより、

自分の向きを思い出すためのものだったように思います。


自分にとって大切なものを探してみる

価値観と言われても、最初は少し分かりにくいかもしれません。

私も最初は何を書けばいいのかよく分かりませんでした。

そんなときは、

「どんなときに気持ちが落ち着くか」

「どんなことにイライラするか」

を振り返ってみると見つけやすいかもしれません。

例えば、

人に急かされるのが苦手なら「自由」。

嘘をつかれると嫌な気持ちになるなら「誠実」。

家族と穏やかに過ごす時間が好きなら「安心」や「つながり」。

そんなふうに、

好きなことよりも、

心が動く場面を振り返ると見えてくることがあります。

また、ネットで「価値観リスト」と検索したり、

ChatGPTなどのAIに

「価値観にはどんなものがありますか?」

と聞いてみるのも一つの方法です。

最初から正解を見つけようとしなくても大丈夫です。

私も最初は、

しっくりくる言葉を探しながら書いていました。

ここからは、

実際に私がよく書いていた価値観を紹介します。


安心

私は「安心」という言葉をよく選んでいました。

以前は、

安心とは何も問題が起きないことだと思っていました。

ちゃんと眠れること。

不安がないこと。

体調が安定していること。

そんな状態を目指していました。

でも不眠が続く中で、

思い通りにならないことはたくさんありました。

だから少しずつ、

安心の意味も変わっていったように思います。

今の私にとっての安心は、

何かに守られることではなく、

何が起きても大丈夫と思える自分でいることです。

不安があってもいい。

眠れない日があってもいい。

その中で今できることをやっていく。

そんな感覚を大切にしたいと思うようになりました。


自由

もう一つよく書いていたのが「自由」でした。

何事にもとらわれずに生きられたらいいな。

そんな思いから選んだ言葉です。

振り返ると当時の私は、

「こうしなければ」

「ちゃんとしなければ」

という考えに縛られることが多かったように思います。

眠りについても同じでした。

眠らなければ。

早く治さなければ。

明日に備えなければ。

気づくと、

自分で自分を追い込んでいました。

だからこそ、

少し力を抜くこと。

自分で選ぶこと。

完璧を目指しすぎないこと。

そんなことを意識していました。

自由とは時間や環境のことではなく、

自分を縛っている考えから少し離れること。

当時の私にとっては、

そんな意味を持つ言葉でした。


ここまで私が選んでいた価値観を書いてきましたが、

大切にしたいものは人によって違います。

例えば、

・家族とのつながり

・挑戦すること

・成長すること

・穏やかに過ごすこと

・健康

・感謝

・思いやり

・楽しむこと

・学び続けること

・自分らしくいること

そんな言葉がしっくりくる人もいるかもしれません。

最初からぴったりの言葉を見つけようとしなくても大丈夫です。

私も最初は、

しっくりくる言葉を探しながら書いていました。

大事なのは正解を見つけることではなく、

「自分は何を大切にしたいのだろう」

と考えてみることなのかもしれません。


睡眠以外にも目を向けてみる

不眠が続いていた頃の私は、

眠ることばかり考えていました。

どうすれば眠れるのか。

何が原因なのか。

いつになったら楽になるのか。

もちろん、それだけ苦しかったのだと思います。

でも振り返ると、

睡眠のことだけを見続けていたことで、

それ以外のものが見えなくなっていた部分もありました。

価値観ノートは、

眠るための方法というより、

自分が何を大切にしたいのかを思い出すための時間だったように思います。

不眠が長く続くと、

人生そのものが狭くなってしまったように感じることがあります。

眠りを中心に一日が回り、

気づけば他のことを考える余裕もなくなっていきます。

私の場合は、

価値観について考えることで、

少しずつ睡眠以外にも目を向けられるようになりました。

もちろん、これで不眠が解決するわけではありません。

ただ、

もし今、眠りのことばかり考えて苦しくなっているなら、

「私はどうありたいだろう」

と考えてみる時間も、

一つのきっかけになるかもしれません。

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