眠れない夜が続くと、
「どうして眠れないんだろう」「何が悪いんだろう」
と原因を探してしまいますよね。
生活リズムも整えた。
睡眠の工夫もやっている。
それでも眠れない——。
その時、私たちは自分を責めがちです。
「考えすぎだから? 性格のせい? メンタルが弱いから?」と。
でもこれは違います。
結論から言うと、
眠れない原因は “考えに支配されて脳が緊張状態になっていること”
努力不足でも性格でもなく、脳の仕組みです。
この記事では、
眠れない夜の裏で起きている「考えの支配」というメカニズムと、
そこから抜け出すための実践的な方法をまとめました。
🧠 なぜ考えすぎると眠れなくなるのか(仕組み)
不安・焦り・自責の思考が続くと、脳は「危険」と判断し、
戦闘モード(覚醒モード)に切り替わります。
すると睡眠に必要な「安心モード(リラックス)」が維持できなくなります。
脳の流れはこう 👇
考えに飲み込まれる
↓
脳が興奮し、危険を監視しはじめる
↓
眠りモードに入れない
↓
眠れなかった自責
↓
さらに思考が加速
つまり、眠れないことは“結果”。
原因は「考えの暴走による脳の緊張」でした。
🔥 カウンセリングで気づいたこと
私はずっと「眠れないことが原因で不安になる」と思っていました。
けれど先生の言葉で真逆だと知りました。
「眠れないのではなく、“〜だったらどうしよう”の思考で脳が緊張しているんですよ」
心当たりがありすぎました。
・明日の仕事、大丈夫かな
・また眠れなかったらどうしよう
・失敗したらどうしよう
まだ起きてもいない未来を想像して不安になり、
その不安のなかで過ごしていたのです。
問題は「眠れないこと」ではなく
“考えに支配された自分”に気づいていなかったことでした。
ここから、回復が静かに始まりました。
🌿 考えとの距離を取り戻すための3ステップ(今日からできる)
眠れない夜ほど “考えを止めよう” としてしまいますが、
止める必要はありません。
距離を取り戻せばいい。
効果があったのはこの3つでした👇
① ラベリング(思考に名前をつける)
「また“どうしようモード”が出てきたな」
と心の中でつぶやくだけ。
思考と自分を切り分けやすくなり、巻き込まれにくくなる。
② 言葉を一段階ずらす
「眠れなかったらどうしよう」
→ 「いま私は“眠れなかったらどうしよう”と考えている」
“考えている”を挟むだけで、勢いが弱まる。
③ 身体に意識を戻す
呼吸、足の裏、布団の重みなど、身体の感覚へ戻る。
“今ここ”に意識が戻ると、思考の渦が静まりやすい。
💡 できない日があっても大丈夫
気づける夜もあれば、気づけない夜もある。
その繰り返しこそが“心のリハビリ”です。
考えとの距離を取り戻すほど、
・夜の静けさが戻ってくる
・自責が弱くなる
・眠れなくても自分を責めなくなる
心が軽くなると、眠りは自然に近づいてくる。
眠れない夜は、あなたを責めているのではなく、
「そろそろ心を休ませよう」というサインなのかもしれません。

