完璧主義の原因は何?|「ちゃんとしなきゃ」が苦しかった私の気づき

不眠の悩み

「ちゃんとしなきゃ」「失敗できない」が頭から離れない夜

新しいことを覚える時。

頼まれたことを任された時。

気づくと、

「早くできるようにならなきゃ」

「迷惑をかけちゃいけない」

と、自分を急かしていませんか。

私自身、それを向上心や責任感だと思っていました。

でも振り返ると、

その頑張りの奥には、

「今の自分では足りない」

という感覚が隠れていたように思うのです。

新しい仕事を始めた頃のことです。

覚えることがたくさんありました。

私は家に帰ってからも仕事内容を確認したり、

休みの日に復習したりしていました。

できるだけ早く覚えたい。

迷惑をかけたくない。

ちゃんとできるようになりたい。

当時の私は、それを当たり前のことだと思っていました。

真面目なだけ。

責任感があるだけ。

むしろ良いことだと思っていたくらいです。

でもある時、AIとの対話の中で、

「それは自分を責めながら頑張っている状態かもしれませんね」

と言われました。

最初は少し違和感がありました。

私は自分を責めているつもりなんてなかったからです。

ただ頑張っていただけ。

ただ早く覚えようとしていただけ。

そう思っていました。

けれど振り返ると、

そこにはいつも少しだけ焦りがありました。

早く覚えなきゃ。

間違えちゃいけない。

期待に応えなきゃ。

ちゃんとしなきゃ。

その時は気づいていなかったけれど、

私は今の自分では足りないと思いながら頑張っていたのかもしれません。

今のままの自分では不十分だから、

もっとできるようにならなければ。

もっと認められる自分にならなければ。

そんな思いが、

努力や向上心という形で現れていたように思います。

だから苦しかったのは、

完璧を目指していたことそのものではなく、

「今の自分ではダメだ」

という前提から動いていたことだったのかもしれません。

この記事では、

私が完璧主義だと思っていたものの奥に何があったのか。

そして、なぜそれが人の目や眠れない夜の不安につながっていたのかについて書いてみたいと思います。


完璧主義は「人の目」によって育つ

もっと頑張らなきゃ。

もっとちゃんとしなきゃ。

そう思っていた頃の私は、

人の期待に応えようとしていました。

迷惑をかけたくない。

がっかりさせたくない。

ちゃんとしていると思われたい。

でも今振り返ると、

本当に怖かったのは人の目そのものではなかったのかもしれません。

その奥には、

「今の自分では足りない」

という感覚がありました。

できなければ価値が下がる。

失敗したら認めてもらえない。

ちゃんとしていない自分は受け入れてもらえない。

そんなことを考えていたわけではありません。

でも、

どこかでそう信じていたから、

人の反応が気になり、

期待を裏切らないように頑張り続けていたように思うのです。


理想の自分は防衛反応だった

私は長い間、

完璧主義は性格だと思っていました。

でも振り返ると、

それは性格というより、

自分を守るための反応だったのかもしれません。

ちゃんとしていれば怒られない。

失敗しなければ嫌われない。

期待に応えられれば安心できる。

そんなふうに、

少しずつ「こうあるべき自分」を作っていったように思います。

理想の自分を目指していたというより、

そうしていないと不安だった。

だから頑張ることをやめられなかったのかもしれません。


人の目を「外」ではなく「内」に戻す

私が少しずつ楽になっていったのは、

人の目を気にしなくなったからではありませんでした。

今でも、人にどう思われるかが気になることはあります。

ただ、

以前ほど、それだけを基準にしなくなったように思います。

以前の私は、

何かを決める時も、

行動する時も、

どこかで相手の反応を先に考えていました。

嫌な思いをさせないだろうか。

期待に応えられるだろうか。

ちゃんとできるだろうか。

そんなことばかり気にしていた気がします。

でもある時から、

「私は本当はどうしたいんだろう」

と考えることが少しずつ増えていきました。

相手がどう思うかではなく、

自分はどう感じているのか。

何を大切にしたいのか。

そこに意識を向けるようになると、

同じ行動をしていても、

以前ほど緊張しなくなっていることに気づきました。

何かが大きく変わったというより、

自分の外に向いていた意識が、

少しずつ自分の内側に戻ってきた。

そんな感覚だったように思います。

睡眠にも現れる「完璧の罠」

振り返ると、

この「ちゃんとしなきゃ」は眠りにも向いていました。

今日はちゃんと眠らなきゃ。

明日に備えなきゃ。

早く寝なきゃ。

そんなふうに考えていた夜がありました。

でも今思うと、

眠ろうとしていたというより、

眠れない自分になってはいけないと思っていたのかもしれません。

仕事で失敗してはいけない。

人に迷惑をかけてはいけない。

そう思っていたのと、

どこか似ていたような気がします。

「ちゃんとしなきゃ」の奥にあったもの

今でも、

「ちゃんとしなきゃ」

という気持ちが出てくることはあります。

でも以前より、

その言葉の奥を見るようになりました。

何をそんなに怖がっているんだろう。

何を守ろうとしているんだろう。

そうやって見ていくと、

人の期待だったり、

失敗への不安だったり、

「今の自分では足りない」という感覚だったり。

いろいろなものが隠れていることがあります。

完璧主義をなくそうとしたわけではありません。

ただ、

ずっと当たり前だと思っていた考え方に気づくことが増えていきました。

そのことが、

少しずつ自分を楽にしてくれたように思います。


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眠れない夜に自分を責めてしまう流れについては、こちらで書いています。

眠れない夜ほど自分を責めてしまう理由|「自分のせいかもしれない」と思う夜に


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何かを判断するとき、

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人の目が気になって疲れる理由|自分の気持ちが見えなくなっていた


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