デパスをやめたい。
そう思いながらも、
「今さらやめられるのだろうか」
「離脱症状が怖い」
「本当に減らせる人なんているのだろうか」
そんな気持ちで検索している方も多いと思います。
私も当時は、離脱症状が怖くて検索を繰り返していました。
特に怖かったのは、
「薬が欲しくて仕方なくなったらどうしよう」
ということでした。
私自身、10年以上デパスを飲み続け、
気づけば2mgを飲むようになっていました。
当時は、
自分がやめられる日が来るとは思っていませんでした。
ですが現在は、
デパスをやめて6年以上が経ちます。
そして今も、一度も飲まずに過ごせています。
減薬を考えるようになるまでには、
効き方が変わったと感じたこと。
やめたいと思ったこと。
やめるのが怖かったこと。
いくつかの出来事や迷いがありました。
この記事では、私がデパスをやめたいと思ったきっかけから、減薬前に感じていた不安、実際にやめたあとに気づいたことまでを順番にまとめています。
同じような不安を抱えている方の参考になれば幸いです。
① デパスをやめたいと思ったきっかけ
私は長い間、デパスを飲むことが当たり前になっていました。
そんな私が減薬を考え始めたのは、医師のある一言がきっかけでした。
やめたい気持ちはある。
でも今さら無理だとも思っていました。
▶ デパスをやめたいと思ったきっかけ|でも今さら無理だと思っていた
② 気づかないうちにデパスは2mgになっていた
最初は1mgで十分効いていました。
しかし年月が経つにつれ、少しずつ飲む回数が増えていきました。
ある日突然ではなく、本当に少しずつ。
だからこそ、自分では気づきにくかったのだと思います。
③ デパスの効きが悪くなった気がした頃
以前より効く時間が短くなったように感じる。
首の後ろが重くなる。
気分が落ちてくる。
そんな変化を感じ始めた頃、私は初めて「耐性」という言葉を意識するようになりました。
▶ デパスの効きが悪くなった気がした頃|私が最初に感じた違和感
④ デパスを減らす前、私が一番怖かったこと
デパスを減らす前、私が一番怖かったのは離脱症状そのものではなく、
「薬が欲しくてたまらなくなったらどうしよう」ということでした。
実際に減薬して感じたことと、想像していた怖さとの違いをまとめています。
▶ デパスの離脱症状が不安で検索していた私|減薬前に本当に怖かったこと
この後、私は減薬を始めました
ここまでが、
私が実際に減薬を始める前に経験していたことです。
実際に、どのような順番でデパスを減らしたのか。
減薬中に眠れなくなったとき、どのような不安や体の変化があったのか。
不眠相談員の方のサポートを受けながら進めた減薬の経過と、その時期に私の支えになったことを有料noteにまとめています。
▶ デパスは本当にやめられるのか|依存性が不安だった私の体験談
検索していた頃に想像していたことと、実際にやめたあとの感覚
減薬を始める前、私はデパスについて何度も検索していました。
そこには、
「やめられない」
「離脱症状が怖い」
「依存してしまう」
といった強い言葉が並んでいました。
それを見ているうちに、病院で処方されて飲み始めた薬なのに、いつの間にか、自分はいけないものを飲み続けているような感覚になっていました。
そして、デパスをやめたら、
薬が欲しくて仕方がなくなるのではないか。
飲みたい気持ちを抑えられなくなるのではないか。
そんな状態を想像していました。
実際、減薬中は眠れないこともあり、つらかったのは事実です。
体に変化を感じることもありました。
けれど、私が減薬前に想像していた「薬を求め続ける自分」と、実際にやめたあとの感覚には、少し違いがありました。
デパスそのものが欲しくて仕方がなくなるような感覚は、私にはありませんでした。
ただ、薬をやめたあと、不安だけが取り残されたように感じました。
それまでは、首の後ろが重くなり、なんとなく調子が落ちてきたときに、デパスを飲んでいました。
飲むことでつらさがおさまり、元の自分に戻れるような感覚がありました。
当時の私は、首の後ろの重さをどうにかしたいと思っていただけで、その奥に自分の不安や緊張があるかもしれないとは、まったく考えていませんでした。
でも、薬を飲まなくなると、デパスを飲みたいという感覚はないのに、それまで気づいていなかった不安が、そこに残っていることに気づきました。
薬をやめたことで新しく生まれた不安というより、薬を飲んでいた頃には、自分でもよく見えていなかった不安だったのだと思います。
今振り返ると、首の後ろの重さや、なんとなく調子が落ちていく感覚にも、不安や緊張が関係していたのかもしれません。
デパスをやめたあとに残ったものを見て、私は初めて、それまで気づいていなかった自分の不安や緊張に目を向け始めました。
今、デパスを減らすことの何が一番不安ですか
デパスをやめたいと思っていても、何を不安に感じているのかは、人によって違います。
離脱症状が起きることなのか。
眠れなくなることなのか。
それとも、不安なときにデパスを飲めなくなることなのか。
今の自分に一番近いものは、どれでしょうか。
デパスを減らすと、眠れなくなりそうで不安
私自身は、デパスと睡眠薬を併用していました。
デパスをやめたあとも、もともと抱えていた不眠は残りました。
その後、生活の土台を整えるところから始まり、眠れないことへの不安や、自分の考え方にも少しずつ目を向けていきました。
その経過を「不眠回復の地図」にまとめています。
不安なときに、デパスを飲めなくなることが怖い
私が減薬前に一番怖かったのも、薬という支えがなくなることでした。
デパスを飲めば元の自分に戻れると思っていたため、
「飲みたいと思ったとき、飲まずにいられるのだろうか」
ということを何度も考えていました。
この不安については、上の「④ デパスを減らす前、私が一番怖かったこと」で紹介しています。
薬をやめても、自分の中の不安が残りそう
私の場合、薬をやめることと、不安との付き合い方が変わっていくことは、別の経過でした。
不安をなくさなければ。
早く元の自分に戻らなければ。
そう思うほど、不安について考え続けてしまうこともありました。
不安が浮かんだあと、どのような考えがつながり、それが大きくなっていくのか。
その流れを知ると、不安に巻き込まれている自分に気づけるようになります。
不安がなくなるわけではありません。
でも、その気づきが、不安との付き合い方が変わっていく最初の一歩になりました。
その流れについて、こちらの記事にまとめています。
▶ 不眠の不安が消えない理由|「眠れなかったらどうしよう」が強くなる構造
離脱症状や、実際の減薬の経過がわからなくて不安
私も減薬を始める前は、実際にどのような変化が起きるのかがわからず、不安を感じていました。
私が減薬を始めてからデパスをやめるまでの経過や、その間に感じた体の変化については、上の「この後、私は減薬を始めました」で紹介しています。
もし今、
「最近、効き方が変わった気がする」
「気づけば飲む量が増えていた」
「やめたいけれど、今さら無理だと思っている」
そんな思いがあるなら、
この中の気になる記事から読んでみてください。
どの記事も、私が実際に経験したことを順番にまとめた体験談です。
※この記事は、私自身の体験をまとめたものです。
減薬の進め方や感じ方には個人差があります。
薬の量を変更したり中止したりする際は、医師と相談しながら進めてください。

